BLEACHで、最も謎多き集団といえば滅却師でしょう!
滅却師には多くの設定がありますが、原作での言及がないまま物語が完結し、疑問点が多く残っています。
そんな滅却師は弓しか使わないと、石田雨竜によって言及されていましたが、千年血戦篇で登場した滅却師は弓以外の武器を使用していました。
全ての滅却師の始祖であるユーハバッハが力を与え組織した、星十字騎士団(シュテルンリッター)の多くが弓以外を使い、弓しか使わないということを否定しています。
ユーハバッハから後天的に力を与えられた滅却師は、聖文字(シュリフト)のアルファベットが元となり、力を使うことができるようになりました。
弓しか使わないのが滅却師ではなく、虚を滅却する力を持つものが滅却師であるため、星十字騎士団は、弓にこだわる事なく力を行使しています。
では、なぜ石田雨竜は弓しか使わないと言ったのでしょうか?
その理由について解説していきます。
また、滅却師の名前の由来や、意味、技名などで登場する言語は、一体何語なのでしょうか?
今回は、滅却師が弓しか使わないと言った理由と、滅却師の名前の由来や意味、使用されている言語が何語なのか解説していきたいと思います!
Contents
滅却師は弓しか使わないって本当?
BLEACHブリーチ 千年血戦篇 1話
奴らは卍解を消す
おまたせ1億3000万部突破の名作
10年ぶりの死神 VS 滅却師の千年血戦篇は深夜アニメ&神作画で帰ってきた
過去の映像が出てくるEDも胸アツな神バトルが楽しめそうです。#BLEACH #BLEACH_anime pic.twitter.com/m5YprJAicm— アニメマンガ名探偵すやまたくじ (@suyamatakuji) October 10, 2022
死神と対極の存在として、描かれている集団が滅却師です。
そんな滅却師は「弓を扱うキャラクター」として登場しました。
死神が刀を使うので、戦闘方法についても対極的な存在でしたよね。
しかし、実際は弓を使う滅却師の方が少数派です。
千年血戦篇に登場した滅却師のほとんどが弓以外を使って戦闘しています。
最初の設定では滅却師は弓を使うと思われていましたが、なぜ弓以外を使っているのでしょうか?
まずは、その理由について解説していきましょう!
滅却師は弓以外も使う!
・・・石田には
“滅却師は弓しか遣わない”って聞いたぜ pic.twitter.com/dQLMOFq8Ji— ジジ (@tsumtsumlovelov) June 23, 2018
黒崎一護の仲間になった石田雨竜は「滅却師は弓矢以外は遣わない」と、発言していました。
ところが、千年血戦篇で登場した多くの滅却師が、弓以外の武器を使用しています。
使用する武器は、刀やガトリングガン、燃える指など様々です。
そもそも、滅却師は霊子を扱うことで能力を発動しています。
さらに、星十字騎士団(シュテルンリッター)と呼ばれる、ユーハバッハが聖文字(シュリフト)を与えた滅却師は聖文字の能力を使うこともできました。
聖文字は対象にアルフファベットを与えることで、そのアルファベット固有の能力を行使する事ができます。
ただし、この力はユーハバッハから与えられた物であり、本人達の力ではありません。
つまり、滅却師には、ユーハバッハから能力が与えられた後天的な滅却師と、元々の滅却師が存在するという事です。
この後天的な滅却師達が弓矢以外の武器を使い、絶大な力を発揮し、死神達を苦しめました。
次は、なぜ後天的な滅却師が、弓矢以外の武器を使用して戦うのかを解説していきます。
今でも弓しか使わないのは石田家のみ!
某アニメの弓の持ち方がどうのとか騒がれてるみたいだけど、弓を右手に持つわ、「滅却師は弓矢以外遣わない」とか宣いながら超振動する剣を飛ばす手芸部部長知ってるので、特に気にならなかった。 pic.twitter.com/Hvfs2AXyFL
— 煮こごりえのきのこ (@A_ringi0141) January 11, 2015
滅却師には、ユーハバッハから力を与えられた後天的な滅却師と、弓矢を使う元々の滅却師がいると前述しました。
現在でも、弓矢しか遣わない滅却師というのが、石田雨竜を始めとする石田家になります。
ではなぜ現在は、弓矢しか遣わないのが石田家だけなのか。
それは、弓矢を遣う戦い方が、過去の技術と言われているためです。
弓矢しか遣わない石田家は、後天的な滅却師から見ると、時代遅れの滅却師と言われています。
実際、後天的な滅却師達が絶大な力を持って、死神達を苦しめていたことは事実ですよね。
しかし、弓矢を遣わない理由はそれだけではありません。
それは、弓矢を扱うには長年の鍛錬が必要だからです。
石田家は、数百年に渡り、弓矢の技術を後世に残しながら進化させ磨いていきました。
そんな弓矢を扱う技術は、一朝一夕で出来るほど簡単ではありません!
そのため、後天的な滅却師達は、弓矢を遣うことなく別の武器で、ユーハバッハの能力と組み合わせて力を発揮しています。
これを我々の感覚で例えるならば、スマホを使って出来ることを、自分の頭や技能でやっている職人芸のような物なのでしょう。
この滅却師の設定には、便利になる社会と容易さを求める若者、不便でも昔ながらの職人芸を守り抜く人々というのが反映されているのではないかと考察します。
どちらが良いか悪いかではなく、時代の流れが、滅却師の文化も変えたということなのでしょうね!
名前の由来や意味・言語は何語?
まさかの滅却師である。いやアバンでネタバレはされてましたけど #BLEACH #BLEACH_anime pic.twitter.com/lwgjyVbKO4
— ガタリ (@gatariblue) October 10, 2022
BLEACHは、名前に対するこだわりが強い作品です。
全ての名前や、使う言葉には深い意味があります。
そんな名前や言葉を大切にするBLEACHの中で、滅却師に関する用語が、最も覚えにくいことでしょう。
次は、滅却師の名前の由来や、意味、使用されている言語は何かを解説していきます。
滅却師の名前の由来は「虚を消滅させる」という意味合いからきている!
Q3.今回の敵って何者?
A3.滅却師(石田雨竜も該当。虚を浄化せずに消滅させるため死神と敵対)の軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ=真っ暗な帝国?ソース不明)」、特に精鋭の集まりの「星十字騎士団(シュテルンリッター=ドイツ語で星の騎士団)」が相手になります。 pic.twitter.com/QojE2UZGFZ— パラワンリュネットエニグマガメ❄@氷結愛好家 (@pala_leg_ROKI) October 31, 2021
石田雨竜や、ユーハバッハ達が呼ばれる「滅却師」という名前の由来は、虚を消滅させるという意味合いから来ています。
これは、字の如くなのですが、滅却というのが、虚を消滅させる存在だからということです。
実は、虚の魂を尸魂界に送る死神と違い、虚を消滅させてしまう滅却師は、世界に悪影響を与えてしまいます。
虚の魂を消滅させると、BLEACHの世界では、消滅した分の魂の数が減るため、現世と尸魂界のバランスを崩すことになるのです。
虚を倒すという目的は、両者とも同じなのですが、このやり方の違いが、死神と滅却師に、大きな亀裂を生み出してしまいました。
何語かというと言語はドイツ語がベースである!
まぁほぼナチスで間違いないよね。(学校行ってないから分からないけど)
滅却師はドイツ語、ホロウや破面はスペイン語、完現術者は英語、人間と死神は日本語。 pic.twitter.com/6kxpnh3mUV— わかめ団スペイサリー (@GYJxfN22BSF43tO) November 1, 2020
滅却師の用語や、使う言語は覚えることがとても難しいですよね。
それもそのはず、滅却師が使う多くの言語のベースはドイツ語なのです!
あまり馴染みがない言語で、聴きなれないため、簡単に覚えられないのでしょう。
しかし、だからこそのカッコ良さや、滅却師独特の雰囲気を醸し出していると思います。
ちなみに、死神は日本語ベースの造語で、破面はスペイン語、完現術は英語と、ベースになる言葉がそれぞれ違うんですよね!
使用する言語のベースを、勢力ごとに切り替えることによって、勢力に特徴を持たせています。
単純なことですが、各勢力がわかりやすくなる素晴らしい技法ですよね♪
まとめ
雀部副隊長の卍解って天候系だったから
奪った奴が滅却師で弓矢の攻撃になってるけど、砕けたときの感じ氷ぽかったから雪系使ったのかなと
色があると想像力が増す
#BLEACH_anime
#BLEACH pic.twitter.com/ID8hB95xcq— Ryo hey (@gray41ful96b) October 10, 2022
今回は、滅却師が弓しか使わないと言われている理由と、名前の由来や、意味、使われている言語は、何語なのかを解説していきました。
石田雨竜の作中の発言から、弓しか使わないのが滅却師だと思われていましたよね!
しかし、実際は、弓を使う滅却師が少数派であることが、千年血戦篇で明らかになります。
ユーハバッハが能力を与え、後天的に滅却師となった星十字騎士団は、弓矢以外の武器で、死神達と互角以上に戦っていました。
その理由として、弓矢は古い技術であり、弓矢を使用して戦うには、長い鍛錬が必要だからだと解説しましたよね!
そのため、現在も弓矢を使い続けているのは、石田家の人間のみであり、ほとんどの滅却師が、弓矢を使っていないという訳です。
また、滅却師の名前の由来が、字の如く、虚を消滅させるという意味合いから来ており、滅却師の言語は、ドイツ語がベースだと解説しました。
原作者の久保帯人は死神や、破面、完現術、滅却師で、使用する言語のベースを変えていましたよね!
単純なことですが、言語を変えることで、各精力の特徴や雰囲気などが変わる、素晴らしい技法だと思います。
現在、今回解説した滅却師と、死神が激突するBLEACH最終章がアニメ化され、話題沸騰中です!
映画のようなクオリティで、10年振りの続編のアニメ化ということで、長年のファンからも絶賛されています。
最終章ではありますが、これからBLEACHを見るという方も、キャラクター達のカッコ良さをアニメで知って、ぜひBLEACHの世界に、足を踏み入れてみてくださいね♪