みなさんはキングダムろうあいをご存じでしょうか?
ろうあいは政の母・太后の愛人として描かれています。
その二人は反乱を起こし、捕まってしまいます。
そしてろうあいの最後は車裂きの刑で処刑されました。
二人に何があったのでしょうか。
また二人にはなんと子供がいたというのです!
処刑の後、ろうあいの子供たちはどうなったのでしょうか?
史実では死亡したと書かれているようですが…。
今回はキングダムろうあい車裂きのその後と、子供たちが史実では死亡していたのか?について解説していきます!
Contents
キングダムろうあい車裂きその後は?
まず、ろうあいが車裂きの刑をうけてからどうなったのでしょうか?
残された太后と子供たちが気になりますね。
まずはろうあいと処刑されるまでに至った経緯をおさらいしましょう!
ろうあいとは?
ろうあい(嫪毐)は元々大した取り柄のない下級文官でしたが、男の一物を武器にしてのし上がったという珍しい人物です。
俄に信じられないですが、史記にも嫪毐は巨根で車の車輪を一物で回す事が出来たと記録があるようです!
太后はもともと呂不韋の恋人で、後宮勢力を味方につけるために呂不韋は太后の相手をしますが、ばれたら失脚することを考え代わりの者を送り付けます。
それが嫪毐です。
太后は性欲旺盛な女性だったようで、嫪毐に惹かれていきます。
嫪毐は趙姫に気に入られた事で次々に出世していきます。
性格は素朴かつ実直。
最初は恐れていた太后のことを、苦しみに波度している様子を見て「決して涙されぬように」と大切に思い始めます。
ろうあい車裂きのその後は?
キングダムに出てくる嫪毐(ロウアイ)はこれひとつで成り上がったんだぜ
夢あるなー🤣 pic.twitter.com/blQw9qujxJ— シオアロエグミカンパニー🏨✨👸✨🕵️♀️⚰ (@siorca) September 3, 2021
太后と嫪毐はその後「毐国(あいこく)」という国を秦の最北の地に建国しました。
金を持つ後宮勢力がついているため、毐国は金の力で人や物を集め、さらに他国とも独自に外交を築いていきます。
さらに野望が広がったのか、太后が裏で暗躍したのかは分かりませんが、秦王政を排除して秦を収めることを考えました。
嫪毐は太后との関係がバレてしまえば失脚するのは確実です。
そのため、先手を討って反乱を起こしたのでしょう。
しかし、その反乱も鎮圧され、嫪毐は車裂き刑で処刑されることとなります。
「子供の命だけは助けてくれ」と太后は政に土下座しますが、反乱の火種となるものは生かしておけないと、断ります。
そして太后は幽閉。
しかし、政が太后のもとを訪れた時、誰にも聞こえない声で「子供たちは秘密裏に匿っている」、いつか引き会わせると伝えられました。
その後、太后や子供たちについては描かれていませんが、子供たちと再会した太后がどのような気持ちになるのかは気になりますね!
キングダムろうあいの子供も史実で死亡していた?
すでに出ていますが、実は太后と嫪毐には子供がいたんです!
しかも二人!
しかし、太后は政の母親で前王の妻。
しかも後宮は男子禁制で嫪毐が出入りしていること自体が問題です。
漫画キングダムでは、二人の子供は政が匿っているようですが、実際の史実では死亡しているようで…。
漫画と史実の違いも見てみましょう。
ろうあいには子供がいた!
【キングダム 豆知識】
〜未回収伏線〜
嫪毐と太后の子供
毐国の反乱の首謀者たちはみな処罰されたが嫪毐と太后の子供は秘密裏に匿われ生存している。史実にないオリジナル設定であるため中華統一後に太后と子供が再会するシーンが描かれると思われる。
その際太后が政に行いを謝罪するかもしれない🤔 pic.twitter.com/8oFfNoEgTG— たらこ将軍のキングダム研究室 (@tarako_kingdom) December 26, 2020
太后と嫪毐のあいだには子供が二人います。
しかも明らかに政の時と対応が違う…。
最初は太后の性欲処理だけの関係だったものの、太后の心の傷や、嫪毐の優しさに互いに触れ、2人は子供を産み育てることに。
妊娠により、太后はこれまでのような乾いた日々ではなく、心の平穏を求めるようになります。
太后が国を建国したのも、嫪毐と子供たちと平穏な日々を送るためだともいわれています。
しかし、秦国を乗っ取るつもりの部下たちや、子供を人質に取った呂不韋の政で、反乱を起こすしかなかったようです。
こう考えると、この反乱で愛する男と子供たち、自分で作った国などすべてを失ったのは太后だけで、不憫に思えてきます。
子供も史実では死亡していた?
【無い説】
キングダムの好きなキャラが嫪毐(ろうあい)のjk、全員ギャル説 pic.twitter.com/7D7eflPkdZ— 四季ボウ (@pomupomustupidX) June 5, 2020
太后は、嫪毐処刑の際、「殺すのか…あの二人も…私と嫪毐の間に生まれた二人の子の命も奪われるのか…」と嘆きます。
子供は殺さないでくれと政に土下座しますが、「国家の禍となる火種は完全に消しておかねばなりません」と答えられたことで逆上します。
結局向に諫められ、嫪毐は「子供たちのことは残念だけれど“向こう”で自分が面倒を見る」と伝え処刑されました。
そして幽閉され子供も死んだと思っていた太后に政は自分が秘密裏に匿っていることを伝えます。
しかし、史実では嫪毐の一族と子供たちも処刑されたとあります!
どうやら逃がしたというのは漫画オリジナル要素のようです。
確かに子供だからと言って生かしておいては、今後父親が殺され母親が幽閉されていると知ったら、怒りの矛先が政に向かうのは間違いありませんから…。
子供に対して容赦していたら中華統一なんてできないと考えたのでしょうか。
しかし、太后に政が背中越しに話しているシーンはとてもよかったです。
キングダムの作中で一番二人の心の距離が近くなった気がしましたね!
まとめ
キングダムのろうあいも太后も最後まで誰かに利用され続けていました。
ろうあいは呂不韋に自分の代わりに太后にあてがわれ、毐国の王になった後も部下たちにそそのかされ咸陽で反乱を起こします。
太后は愛する呂不韋に、己の出世のために王に献上され、やっと愛する男の子供ができたと思ったら男も子供も取り上げられ…。
結局一番の悪は呂不韋な気が…(笑)
それにしても、当時の処刑方法はむごいですね…。
剣があるのにわざわざ馬にひかせる車裂きを行うのは相当重い罪の時くらいでしょうか?
処刑されたその後、太后は幽閉、子供は国外へ送られました。
公には子供も死亡したと伝え、秘密裏に匿うという政の優しさが感じられましたね。
今度三人が再会する描写は描かれるのでしょうか?
今回はキングダムろうあい車裂きその後と、子供が史実では死亡していたという件について解説してきました!