アニメ・漫画の実写作品

【流星の絆】ドラマと原作の違いは?犯人や結末ラストが違うの?

記事内に商品プロモーションを含む場合があります

三兄妹の絆を描いた、東野圭吾作品といえば流星の絆でしょう!

流星の絆の原作は東野圭吾の小説であり、二宮和也主演でドラマ化された大ヒット作品です。

ケロっぴ
ケロっぴ
懐かしいぃ!テレビでドラマ見てたよー♪

そんな流星の絆は、ドラマと原作で違いがあるのでしょうか?

また、犯人や結末ラストなどは、原作もドラマも同じなのか気になりますよね。

今回は、流星の絆が、ドラマと原作で違いがあるのか、犯人や結末ラストが同じなのか見ていきましょう!

 

【流星の絆】ドラマと原作の違いは?

流星の絆は、惨殺された両親の敵討ちを決意した三兄妹の、深い絆とミステリを描いた名作です。

小学生だった有明功一、泰輔、静奈の三兄妹は、両親が寝ている隙に、家を抜け出し流星を見にいきました。

しかし、流れ星は見えず、残念そうに家に帰る途中、家の裏口から誰かが出ていくのを目撃します。

そして、家に入ると、そこには殺害された両親がいました。

それから14年後、復讐を違った三兄妹は詐欺師として活動しながら、犯人への復讐計画を実行していくことになるのですが、予想を超える展開が待っていたのです。

ケロっぴ
ケロっぴ
三兄妹達は詐欺師だけど過去のことを思うと悪いと思えないんだよな。

この作品は、ミステリ作品として高い評価を受けながらも、感動することができる素晴らしい作品だということで、ミステリが苦手な人にもおすすめされているんですよね♪

流星の絆は、ドラマ化もされており大ヒット作品になりましたが、原作と違いなどはあるのでしょうか?

まずは、ドラマと原作の違いについて見ていきましょう!

 

流星の絆は原作よりもドラマの方がコメディチック!

流星の絆は、二宮和也主演で、2008年に放送されていました。

ドラマと原作で、物語の内容が大きく変わることはありませんが、作品の雰囲気が少し違う様です。

原作よりもドラマの方がコメディチックになっており、作品の雰囲気がかなり明るくなっていました!

ドラマを見た原作ファンの中には、この明るい雰囲気が嫌いという人もいた様ですね。

ケロっぴ
ケロっぴ
ドラマの原作よりも明るい感じ好きだったけどな♪原作とは少し違うけどドラマならではって感じでね♪

ですが、多くのファンはドラマとして、この作品を見るならということで納得していた様でした。

また、細かい内容も少し変更が加えられているようで、詐欺を数回しかやっていないドラマとは違い、原作では詐欺が本業になっています。

さらに、静奈が血が繋がっていないことが、ドラマでは物語の途中で明らかになりますが、原作では最初から知った状態で物語が進んでいました。

他にも、泰輔のキャラや職業が違うなど、細かい違いがある様ですので、実際に見比べて探してみるのも面白いかもしれませんね♪

 

ドラマにしか登場しない人物がいる!

流星の絆には、ドラマと原作で、細かい違いがある様でしたが、登場人物にも違いがあるんですよね!

まず、カレー店のオーナーであるジョージですが、この人物は原作に登場していません。

そもそも、このカレー店は、ドラマで功一が働いているのですが、原作にはカレー店そのものが登場しない様です。

そのため、カレー店のオーナーのジョージは、ドラマで仕事をしているシーンを出すための、オリジナルキャラクターということになりますね!

ケロっぴ
ケロっぴ
ジョージやサギみたいなオリジナル要素がドラマらしい雰囲気を作ってるよね♪

また、ドラマで登場した謎の女サギも、原作には登場しないオリジナルキャラクターでした。

サギは、功一に好意を寄せている女性で、詐欺行為の協力者です。

ドラマの主題歌を歌っていた中島美嘉がサギを演じていたため、このキャラクターは友情出演のようなものでしょう。

ですが、このようなオリジナル要素が、原作と違うドラマ独自の魅力を生み出していることは間違いなさそうですね♪

 

【流星の絆】ドラマと原作で犯人や結末ラストは違う?

流星の絆は、ドラマと原作で細かい設定の違いや、オリジナルキャラクターの登場などがありました。

ドラマを手掛けたのは宮藤官九郎で、東野圭吾の良さを残しつつ、クドカン節が効いた作品になっていますよね♪

ケロっぴ
ケロっぴ
東野圭吾と宮藤官九郎の化学反応は最高でした♪

そんな流星の絆は、犯人や結末ラストも、ドラマと原作で違いがあるのでしょうか?

次は、ドラマと原作で、犯人や結末ラストが違うのか見ていきましょう!

 

犯人はドラマも原作も同じだが原作では自殺する!

流星の絆で、三兄妹の両親を殺害した犯人は、三兄妹の両親を殺した事件を担当していた刑事、柏原康孝でした!

柏原康孝は、事件後も三人を気に掛ける優しい刑事だと思って、多くの人がドラマを見ていたと思いますが、まさかの真犯人ということで驚きましたよね。

子供の心臓病を治すため、お金が必要になったというところから、お金を貸してくれなかった三兄妹の両親と口論になり、殺害してしまうという、事件の真相は悲しいものでした。

ケロっぴ
ケロっぴ
この物語ってみんな誰かのために動いてるから本当に辛い。

そんな驚きの真犯人である柏原康孝は、原作でも真犯人です!

そのため、ドラマと原作で犯人が違うということはありません。

しかし、ドラマでは自殺を図ろうとして、功一に止められ、エピローグで逮捕されたことが判明していましたが、原作ではそうではなかったんですよね。

実は、原作はもっと辛い結末で、功一から犯人だと言われた際に、歩道橋から飛び降りて自殺してしまっています。

原作では救いようがない悲しい結末でしたが、ドラマでは罪を償う機会が与えられた様ですね。

 

ドラマと原作の結末ラストは自首後が違う!

ドラマと原作で、真犯人は同じですが、その後の行動が違うことがわかりました。

実は、結末ラストについても、原作とドラマでは少し異なる部分があるんですよね!

ドラマでは、静奈を行成に託し、功一と泰輔が自首した後、泰輔には執行猶予付きの有罪、功一には2年の実刑判決が降りました。

そして、2年の刑期を終え功一は洋食屋アリアケを再オープンして、物語は終わりを迎えています。

ケロっぴ
ケロっぴ
ラストを見たときは第二の人生は幸せにって願ったよ♪

しかし、原作ではそのようなシーンがありません。

原作では、自首をするのではなく、自首を決意したところまでで、実際にどのくらいの契機だったのか、その後どうなったのかは不明となっています。

そのため、自首後の展開というのは、ドラマオリジナルの結末であり、原作とラストが異なるんですよね!

東野圭吾は、自首後にどうなったのかは読者に託す形で物語に幕を閉じたのだと思いますが、宮藤官九郎は、はっきりとしたハッピーエンドを描きました。

ケロっぴ
ケロっぴ
余韻を残す感じが東野圭吾作品っぽいよね♪

必ずしもドラマのラストが正解ではないかもしれませんので、原作を読んでから自分なりの結末を想像してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

今回は、流星の絆のドラマと原作でどのような違いがあるのか、犯人や結末ラストは同じなのか見ていきました!

流星の絆は、ドラマと原作で物語の内容が大きく違うということはありません。

しかし、細かい設定の違いやドラマオリジナルキャラクターの存在などで、原作よりドラマの方が、コメディチックになっている様でした!

また、犯人に関しては、原作もドラマも柏原康孝でしたが、原作では飛び降り自殺をしており、逮捕されたドラマとは違う顛末になっています。

そして、ドラマでは自首した後に洋食屋アリアケを再オープンし、第二の人生を歩み始めていましたが、原作とは結末ラストが違いました。

原作では、自首を決意するまでで物語が終了しており、その後どうなったのかはわかりません。

そのため、洋食屋アリアケの再オーブンというのは、ドラマオリジナルのラストということになります。

ぜひ、原作を読んだことがない人は、原作を読んでから、自分なりのラストを考えて見てくださいね♪

この記事をSNSでシェア!
error: Content is protected !!